ホースセラピーとは

●ホースセラピーってなに?
アニマルセラピーの中でも馬を使ったホース・アシステッドセラピーは、医療・教育・スポーツ・レクリェーション・コミュニティの多面的な要素を併せ持ち、心身両面への直接的セラピー効果が認められています。ドイツやスイスでは、健康保険が適用されているほど、欧米では乗馬療法として古代ギリシャの時代から長い歴史を持っています。
●ホースセラピーってどんな効果があるの?
《心理的効果》
馬は本来群れで行動する社会性を持ち、人よりも大きな体を持ちながら従順で、心優しい動物です。馬の気持ちを考えて世話をすることで、馬と気持ちが通い合う喜びが生まれます。また、馬に乗るとその高さに感動し、馬の温かさから心のやすらぎが生まれます。大きな馬の背に揺られ、意思を通じ合わせることによって、自信が回復し、喜びや楽しみがあふれ、日常のストレスや孤独感を癒してくれます。
《身体的効果》
馬に乗り、ただ歩くだけでその高さや温もり、振動やリズムが脳を刺激し、日常使わない筋肉や神経を使うマッサージ効果があります。
馬に乗ってバランスをとることにより、背筋・腹筋を中心に筋力強化、腰痛の予防、バランス感覚の改善に効果があります。常歩(なみあし)騎乗では、バランスのとれた有酸素運動になります。乗馬のリズムは特別な技術を必要としなくても、馬にまたがっているだけで、足やひざに負担をかけずに運動効果が得られることから、 ダイエットや病気療養のリハビリ用として、近年では糖尿病の運動療法にも用いられています。
ホースセラピーとは

セラピー馬について

●セラピー馬について
私たちの活動に欠かすことのできない馬。それは大切なかけがえのない仲間であり、活動の主人公でもあります。セラピーに使う馬たちが暴れたり、人間嫌いだったりしたら参加者に恐怖や不安を抱かせるだけです。そのため、セラピーに使う馬とは、
セラピー馬について
などが基本的な条件といえます。
決して高年齢のためにおとなしいだけであるとか、飼料を少なくして元気をなくした馬がセラピー馬とは言えないのです。ホース・フレンズの馬たちはこれらの基本的な条件をクリアし、みなさんのお越しを待っています。
●セラピー馬になるまで
馬は長い歴史の中で人間と共に生活してきた生き物です。 私たちの基本姿勢は「馬との信頼関係」にあります。支配ではなく、仲間であることから彼らと接していきます。
調教とは、その馬の持っているものを調べること(言い換えれば知ること)であり、良さを教えて伸ばすことであると解釈しています。そして何よりも褒めることを怠りません。褒められることによって馬は人間を心地よい存在として認めます。基本は「調」「伝」「褒」「尊」この4文字を基に、長い時間をかけてセラピー馬が誕生するのです。それは人の子育てにも通じる道のりかも知れません。
乗馬技術で征服するのでなく、力や懲戒で無理やり納得させるのでもなく、調べながら、教えながら、褒めて認めて育てていきます。
基礎を教え込まれた馬たちは人間が大好きです。 人は自分たちに危害を加える存在ではないと信じています。彼らを通じて人々は信頼することのすばらしさをきっと感じてくれると確信しています。
セラピー馬について